2011年01月07日

女優2人の勇気ある苦言、年末演技大賞授賞式を振り返る…

受賞したコ・ヒョンジョンとムン・グニョンの受賞感想が話題に…


韓国を代表する3大放送局(MBC、KBS、SBS)が
毎年年末に開催する演技大賞授賞式。
今年も華やかに開催された。

その年、人気を博したドラマ作品や
俳優の功績を称える大祭で
人気俳優らが一堂に会するため

韓国のみならず、アジア各国の韓流ファンが
毎年注目する授賞式。

2010年、各々異なる授賞式で賞を受賞した
コ・ヒョンジョンムン・グニョン
この2大女優の発言が話題になった…

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ 人気ブログランキングへ 


先陣を切ったのは、12月30日に開催された
MBC演技大賞授賞式。

大賞は、史上2例目となる共同受賞でした。
ハン・ヒョジュ(同伊)
キム・ナムジュ(逆転の女王)
詳しくはこちらの過去記事(2010.12.31)
ハン・ヒョジュ&キム・ナムジュの2人が大賞に!2010MBC演技大賞

翌31日には、KBSとSBSでも
恒例の演技大賞授賞式が開催されました。
KBS演技大賞はチャン・ヒョク(チュノ)が
SBS演技大賞はコ・ヒョンジョン(大物)が受賞。

 

韓国ドラマ『大物』

関連過去記事(2010.12.26)
当て逃げクォン・サンウ、ドラマヒットで汚名返上?韓国ドラマ『大物』放送終了

2010演技大賞授賞式では、受賞の話題だけではなく
2人の人気女優の異例とも言うべき発言に
注目が集まりました。

賞を受けた後に述べる感想の中で
視聴率を重視する世の中の風潮に
彼女たちが苦言を呈する一幕があったからです。

こちらの先陣を切ったのは
KBSの授賞式で、最優秀女優賞を受賞した
ムン・グニョン(シンデレラのお姉さん)でした。


ムン・グニョンは「視聴率ではなく
任された任務を評価される環境になったらと願う」
としながら「ドラマ制作の環境が
改善されなければならない」とチクリと警告した。
(Innolife.netより抜粋)


ムン・グニョン受賞スピーチ(KBS最優秀女優演技賞)


さらに、SBSの授賞式で大賞に輝いたコ・ヒョンジョン。
彼女もまた俳優仲間の想いを…
代弁するかのように語りました。

コ・ヒョンジョンは受賞後、
「皆さんも私のようにうれしいだろうと思う」として、
「愛する国民の皆様、私はぜひ言いたいことがあって参加した」
と話した。

コ・ヒョンジョンは「ドラマを作る過程は美しいと考える」、
「視聴率でむやみに判断しないでほしい。
どこで演技をしようが、俳優が演技をする時は真心で演技する。
その瞬間、私たちは最善を尽くす。

私は授賞式に参加しないことで有名で嫌われるが、
それなりに理由があった」と話した。
(Innolife.netより抜粋)


ムン・グニョン、コ・ヒョンジョン共に
表現方法は違っても、言っている事は同じ…ですね。

韓国を代表する2人の演技派女優の叫びからは
視聴率に執われすぎる世の風潮により
押され気味の韓国ドラマ界の現状…
現場の息苦しさ、俳優としての切なさ…
そのようなものがヒシヒシと伝わってきます。

そして、同時に伝わってくるのが
同志であり、時にライバルでもある
俳優仲間への労わりの気持ちです。

控え目な表現でありながらも
自分の意見を主張したムン・グニョン…
女優としての明らかな成長が感じられます。
彼女のイメージが変わりました。



『シンデレラのお姉さん』では
高視聴率を記録したものの…
周囲の期待が大きかった新作『メリーは外泊中』は
残念ながら視聴率では振るいませんでした。

この2つの経験が短期間に重なった事も
様々な想いが過ぎった要因なのでしょう。

一方、大賞を受賞したコ・ヒョンジョンは
状況が大きく違います。

彼女がヒロインを演じたドラマは高視聴率を連発。
前年の2009MBC演技大賞授賞式でも
韓国ドラマ『善徳女王』で大賞を受賞。
放送局は違いますが、2年連続の大賞受賞者なのです。



しかも、こんなにハッキリと言いにくい事を
言い放ってしまう女優…今まで記憶にありません。

俳優としてのプライドと信念を決して曲げない。
コ・ヒョンジョンという女優の力強さを
まざまざと見せつけられた気がします。

しかし、一方で異なる見方もあるようです。
コ・ションジョンのこの発言が騒動になっているのです。
視聴者を無視した分別を失った女優…
というような非難もあるとか。
芸術とビジネス…本当に難しい世界であると痛感します。


個人的には、彼女たちの主張のように
想うところはあります…

例えば、2010MBC演技大賞授賞式。
気が付いた方もいらっしゃると思いますが
大作韓国ドラマ『ロード・ナンバー・ワン』の
主要キャストは1人も演技賞候補に挙がっていません。



視聴率では振るいませんでしたが
俳優たちの熱演は高く評価されていました。
これに関して、次のような記事を掲載します。

確かに「ロードナンバーワン」が低い視聴率で
存在感に欠けたドラマだったが、
俳優達の熱演が光ったことに比べると、多少疑問である。

ソ・ジソプとキム・ハヌルは切ない演技から
カリスマ演技まで名品演技を繰り広げた。

「ロードナンバーワン」よりももっと低い視聴率を記録した
「イタズラな Kiss」でさえも女性主人公チョン・ソミンが
新人賞候補に、キム・ヒョンジュンが演技優秀賞候補に
上がったことを考えるとさらに不思議である。

一部のネチズンは受賞結果インターネットコミュニティー
などを通じていくつか気になる点を提示して

「なぜロードナンバーワンのソ・ジソプとキム・ハヌルは
候補にも上がらなかったのか」
「演技賞を選定する基準が知りたい」
「視聴率は低かったが十分に意味のある作品だったのに
心が痛む」など残念な思いを表現した。
(Innolife.netより抜粋)


ソ・ジソブ&イ・ジャンス SPインタビュー!

いつも思うのですが、インタビューが1番ジソブの人柄が伝わる黒ハート

視聴率が視聴者の声を少なからず
反映しているのは事実です。
しかし、それだけで作品及び出演俳優の優劣を
決定できるものではない…それもまた事実。

それを視聴者の権利であると言われてしまえば
それまでですが…

ドラマ界(視聴率重視)の在り方に一石を投じた2人の女優。
視聴率記事を扱う私自身も含め、皆がそれぞれの立場で
考えなくてはならない問題なのかもしれません。

この度は、例年と異なる観点から
年末授賞式を振り返ってみる事にしました。
すでに多くの方が結果をご存知と思いますので
最後に主な受賞者のみを記載します。

KBS演技大賞ぴかぴか(新しい)

大賞 
チャン・ヒョク(チュノ〜推奴〜)

最優秀男性演技賞
(ミニシリーズ部門)
キム・ガプス(シンデレラのお姉さん)

(中編ドラマ部門)
オ・ジホ(チュノ)

最優秀女性演技賞
(ミニシリーズ部門)
ムン・グニョン(シンデレラのお姉さん/メリーは外泊中)
チョン・インファ(製パン王 キム・タック)


(中編ドラマ部門)
パク・ミニョン(成均館大スキャンダル)

作家賞
カン・ウンギョン(製パン王 キム・タック)

ネチズン賞
パク・ユチョン(成均館大スキャンダル)
パク・ミニョン(成均館大スキャンダル)
チャン・グンソク(メリーは外泊中)

人気賞
ソン・ジュンギ(成均館大スキャンダル)
ムン・グニョン(シンデレラのお姉さん/メリーは外泊中)


SBS演技大賞ぴかぴか(新しい)

大賞 
コ・ヒョンジョン(大物)

最優秀演技賞

(ドラマスペシャル部門)
クォン・サンウ(大物)
ヒョンビン、ハ・ジウォン(シークレット・ガーデン)

(特別企画部門)
イ・ボムス(ジャイアント)
キム・ジョンウン(私は伝説だ)

最優秀作品賞
韓国ドラマ『ジャイアント』

ネチズン最高人気賞

ヒョンビン(シークレット・ガーデン)
ハ・ジウォン(シークレット・ガーデン)

ネチズン最高人気ドラマ賞
韓国ドラマ『シークレット・ガーデン』

いつも応援ありがとうございますハートたち(複数ハート)
にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ 人気ブログランキングへ
韓国ドラマに恋するblogトップへ


《韓国ドラマ恋より》
新年あけましておめでとございます。
今年も韓国ドラマに恋するblogを
よろしくお願いいたします。